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ぜんそくの原因
ぜんそく発作の起こりやすい季節
春や秋は季節の変わり目で気温や天気の変化が大きくなります。また、梅雨、台風などによっても気候が目まぐるしく変わります。そのため気道が刺激されたり、ウイルスが原因となる風邪にかかり発作が起こりやすいと考えられています。また、ぜんそく発作を起こすような花粉が飛んだり、湿度も高くなり抗原であるダニやカビが増えるため、ぜんそく発作の引き金になります。
ぜんそく発作の起こりやすい時間
ぜんそく発作は、夜から早朝にかけて起こりやすくなります。寝ている間は昼間より呼吸する量が少ないので気管支がせまくなります。さらに、朝の冷たい空気を吸い込むと、気管支はいっそうせまくなり、冷たい空気が刺激となって発作が起こります。室温を一定に保ったり、マスクで保温と加湿を心がけるなどして、発作の予防に役立ててください。
ぜんそくを悪化させる病気
アレルギー以外に、風邪などの感染症もぜんそくの悪化の原因になります。細菌やウイルスが感染すると気道の炎症が一層悪化するためです。この他に、食品(食品添加物)、大気汚染、タバコの煙、天気や気温の変化、運動(あばれる)、激しい感情の変化(笑う、泣く、怒り、恐怖など)等がきっかけで悪化する場合があります。
【監修】 てらだアレルギーこどもクリニック 院長 寺田 明彦 先生